丸坊主に関して考察する

日本では悪いことをしたときに反省の念を込めて坊主にする文化があります。
でも冷静に考えるとなぜ坊主にすることが謝罪・反省につながるのか不思議じゃないでしょうか?
丸坊主にする意味というのはなんですか?
罰なのでしょうか?何が丸坊主にさせたのでしょうか?


【ケース】
○AKB峯岸みなみさんが丸坊主で謝罪
2013年1月31日に発売された『週刊文春』2013年2月7日号の『AKB48 峯岸みなみ 若手ダンサー宅お泊まりをスクープ撮!』に関して、頭髪を丸刈りにした姿で自ら謝罪を行った。
「AKB48チームBの峯岸みなみです。この度は今日発売される週刊誌の記事の中にある私の件のせいで、メンバーやファンのみなさん、スタッフさん、家族、たくさんの皆さま­にご心配をお掛けしまして本当に申し訳ありません。
2005年に結成されたAKB48の第一期生として後輩のお手本になるような行動を常に取らなければいけない立場なのに、今回私がしてしまったことは、とても軽率で自覚の­ない行動だったと思います。
まだ頭の中が真っ白で、どうしたらいいのか、自分に何がでができるのかわからなかったんですが、先ほど週刊誌を見て居ても立ってもいられず、メンバーにも事務所の方にも誰にも­相談せずに、坊主にすることを自分で決めました。」

この様にして丸坊主にして謝罪すれば、なんでも許される雰囲気がこの日本では出来ています。
特にこの様な女性アイドルが丸坊主で謝罪をすれば、同情でどんな事も許される!雰囲気が作られているのは芸能界に詳しくない人でも感じると思います。
その要因としてこの日本では坊主頭に対して良いイメージを持っている人が多いからです。

例えば「坊主頭」で思い浮かべるのは高校球児!


彼らたちに清々しい何かを感じている人達が多いと思います。そして彼らは皆、「坊主頭」にしています。
確かに感動しているのは事実ですが、でももし彼らが「坊主頭」以外の髪型で一生懸命プレイしていたとします。
それで感動は減るでしょうか?
その競技の上手い下手はありますが、一生懸命プレイする姿の感動するわけで髪型は関係無いと思います。
要は「坊主頭」は外観のイメージだけで「清い」と感じてしまうのでしょう。

ちなみに「坊主頭」の歴史をひも解いていみましょう。

丸刈りによる謝罪を歴史的な見地から考察する
・・・・・・・・・・・・・・・以下転載・・・・・・・・・・・・・・・
○古代中国では刑罰として丸刈りが使用されていた?
剃髪は古代中国の刑罰が起源です。坊主頭だからといって俗世を捨てる僧侶の剃髪とは意味合いが違います。
古代中国では、髪を剃って犯罪者を区別した。
『晋書』にも街亭の戦いに敗れた馬謖の幕僚が、連座制で諸葛孔明に剃髪の刑を命じられたという記述があります „

○古代インドでは最大の恥辱刑?
古代インドでは頭髪を剃るのは最大の恥辱とされており、重罪を犯した者に対する一種の刑罰であった

○江戸時代に行われていた剃髪
江戸時代の刑罰の一。姦通(かんつう)などをした女性の髪を剃り落とし、親元へ引き渡すもの。

○1944年夏の解放時にフランスで丸刈り
ドイツ人兵士と性的関係を持ったとされたフランス人女性たちは、
1944年夏の解放時にフランスのほとんど全ての地域で、丸刈りという暴力の標的となった。

「丸刈り」が謝罪や請願の意を表す近代日本の礼式とするのには無理がありそう。
そもそも謝罪しとして成り立つのか?なんだか怪しくなってきたぞ。
歴史的な流れから見るに「辱め」を与えるための「刑罰的」な行為の意味合いが強い。
今回の「丸刈り」に関して否定的な意見が多いのは
謝罪よりも刑罰的な意味合いが強いと感じるからこそ起こる拒否反応ではないだろうか。
・・・・・・・・・・・・・・・転載終了・・・・・・・・・・・・・・・

古来より「丸刈り」はこのように刑罰として行なわれることが多々あったのです。
また、ネオナチを始めとした政治的意思表示や反社会的立場をアピールするために行われることもあります。
*ヒトラーの思想を再現しようとする集団。ネオナチのイデオロギーは、外国人排斥、ホモフォビア、反共主義が柱である。

日本では「丸刈り=スキンヘッド」とみなし、ファッションとして好意的に取るケースが増えてきました。
しかし本来の「スキンヘッド」の意味は異なります。英語本来の意味は異なる誤用です。
本来は「スキンヘッド」は、反体制的な思想を持ち、意図的に剃髪した団体の事を指すのです。

「丸坊主」の英語を「スキンヘッド」と覚えている人は要注意!

日本では古来より仏教で、己への戒めとして「頭を丸める」ことは悟りの境地へ達する”解脱”への第一歩とされていたそうです。その影響が強いので諸外国との「丸坊主」に対する印象が大きく異なる訳です。

ファッションとして「丸坊主」が格好良い!それもいいかもしれません。
ですがファッションとして捉えるにしても、この様な歴史的背景を知ると知らないのとでは大きく異なります。
「無知は罪」と言う神の言葉もあります。海外に行く際には文化、宗教、思想が異なります。

日本では当たり前に大丈夫だと思っていても、その同じ様な行動・ファッションを海外でする事によって大きな事故に巻き込まれてしまう事も多々あるのです。

「坊主頭」が良い、悪いというのではなく、どのような歴史的背景があったかを理解する事により
安全な対応を保てる事もある事を理解する事をお勧め致します。

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