ブータンは本当に幸せ?

こんにちは。
「世界一幸福な国」と言うとどこを思い浮かべますか?
数年前には「ブータン」が世界一幸せな国としてもてはやされていました。
ブータンの国王「ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク」がちょうど2011年の東日本大震災後に来日をして、
「国民総”幸福”量」に関してスピーチをしたことから、日本で注目をされるようになりました。

国民総幸福量とは?以下転載
国民総幸福量または国民総幸福感とは、「国民全体の幸福度」を示す“尺度”である。 精神面での豊かさを「値」として、ある国の国民の社会・文化生活を国際社会の中で評価・比較・考察することを目的としている。特徴は、国民総生産 や国内総生産 との大きな違いである。
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ところが最近では世界一幸せな国ランキングでブータンの名前が聞こえてきません。
こちらが、2017年の世界の幸福度のランキングトップ20です。
世界の幸福度ランキング。2017年はどこが1位?
1.ノルウェー(7.537)
2.デンマーク(7.522)
3.アイスランド(7.504)
4.スイス(7.494)
5.フィンランド(7.469)
6.オランダ(7.377)
7.カナダ(7.316)
8.ニュージーランド(7.314)
9.オーストラリア(7.284)
10.スウェーデン(7.284)
11.イスラエル(7.213)
12.コスタリカ(7.079)
13.オーストリア(7.006)
14.アメリカ合衆国(6.993)
15.アイルランド(6.977)
16.ドイツ(6.951)
17.ベルギー(6.891)
18.ルクセンブルグ(6.863)
19.英国(6.714)
20.チリ(6.652)
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ブータンの名前は出てきてませんね。
日本も出てきていませんが。。。。どちらかと言うと北欧諸国が幸せ度が高いですね。
ちなみに価値尺度はブータンの提唱する精神面での幸せの尺度とは異なるのかもしれませんが、
このランキングを決める数値を見て来ましょう。
まず大きな6つの要素から成り立っています。

➀その国の健康寿命
➁人口あたりのGDP。
➂社会的支援(困ったときに頼ることができる親戚や友人がいるか)
➃社会への信頼(政府や企業は腐敗していないか)
➄選択の自由(自分の人生において自由に選択ができるか)
➅寛容さ(過去1か月の間に寄付をしたことがあるか)

➁のGDPと言った経済尺度もありますが、精神的な面もある程度取り込んでいるのが分かりますね?
一方において精神的な面での幸せを強調していた「ブータン」は実際はどうなのでしょうか?
「世界一幸福な国」をめぐる誤解 ブータンで今起きていることより転載
たしかに、ブータンには日本では見ることのできない風景が溢れている。

 例えばティンプーは電気式の交通信号機がない世界でも珍しい首都。中心部の、ある交差点の中央には小屋が設置されており、常駐する警察官が手信号で車の往来を監督している。これが国内唯一の「信号」で、その見事な手並みはしばらく眺めていても飽きない。少なくとも旅人にとって、ブータンが魅力的な国であることは確かだ。

 けれど、世界一幸福なのか、と問われると言葉に詰まる。ほほえみを浮かべながら道をゆく人もいるし、多くの人は親切だ。だが、終始しかめっつらで雑貨を売るおばちゃんや肩をいからせながら人ごみを押しのけて歩く人もよく目にする。日が落ちた路地裏にはぎらぎらした目つきの男たちがたむろし始めるし、記者が宿泊していたホテルの目と鼻の先では、現地人同士の喧嘩の現場検証をする警察官にも出くわした。

 つまり、幸せもあれば苦悩もある、普通の国に見えるのだ。

 記者をガイドしてくれた現地人男性に、「あなたは幸せですか?」と単刀直入に聞いてみると、どこか歯切れ悪そうな言葉が返ってきた。

「ブータンを訪れた旅行者からよく聞かれる質問です。幸せかそうでないかと聞かれたら、幸せだと思います。ただ、ブータンがGNHを重視しているのは、GDP(国内総生産)ではほかの国から大きく後れをとっているからで……」

 後れをとっているから何なのか。彼はそこで言葉を濁し、多くを語らなかった。滞在中、複数人のブータン人に同様の質問を投げかけたが、結局納得のいく結論を得られぬまま彼の地を後にすることになった。
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ブータンと言う国は正直インフラの面では他国と比べて劣っているのは否めません。
雰囲気的にも江戸時代にタイムスリップしたような雰囲気の国です。
その雰囲気の通り、夜9時を過ぎると停電を起こす。食事の時には虫がたかってくる。でも仏教国で殺生を禁じているので虫を退治出来ずにやられっぱなしとなります。ただしかなり最近まで鎖国をしていたので他国の状況を知らずにブータン国民は過ごしている現状があります。
“幸福の国”ブータンの理想と現実より転載
2005年に行われたブータン政府による国勢調査によると、国民の97%が幸福であると回答したというエピソードが有名だが、そこにも思いがけない誤解が隠されていました。選択肢は「非常に幸福(very happy)」、「幸福(happy)」、「非常に幸福とはいえない(not very happy)」の3つのみ。「どちらでもない」「不幸」といった選択肢がない上、こうした世論調査や意識調査で、選択肢が3つある場合、中央に回答が集中する傾向があることも指摘されています。
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「非常に幸福」、「幸福」、「非常に幸福とはいえない」の3つから選べと言われれば、ほとんどの人が「幸福」と答えるのは当たり前です。
この様にブータンが幸福な国と言われているのはかなりの世論誘導があったのは否めません。

でもブータンがだからといって旅行地として魅力がないわけではありません。
何と言っても自然環境は素晴らしいものがあります。
ブータン政府観光局 自然環境 より転載
ブータンが世界に誇るものといえば、何といっても手付かずの自然環境です。地理的な条件や、地勢・気候の多様性のおかげで、ブータンの生態系はとても豊かです。高くて険しい山や谷が壮大な種類の生物を生み出し、世界の中でも多種の生物を誇る10のホットスポットのうちの一つに数えられています。政府は自然環境保全を重視し、豊かな生態系の保全も開発方針の一つとしています。最近国民議会を通った法律に則り、政府は森林資源の60%を常に維持するよう保証しています。今日では、全国土の72%が森林に覆われています。また国が指定する保護区の中には4つの公園があり。野生生物の聖域と呼ばれています。
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ブータンは空気も綺麗です。
ただ世界一幸せな国というのにはまだまだその条件が不足しています。

ですが本当であればブータン国民が幸せになる要素もたくさんあります。
これだけの神が与えてくれた広大な自然がブータンにはあるのですから。
あとはそれをどう生かすかなのです。

どうかブータン国民が本当の意味での幸せをつかめて、ブータンを訪れる旅行者も本当の意味での幸せを感じられる国に変化しますように!

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